1957-05-16 第26回国会 参議院 本会議 第36号
岸総理は、イギリスのマクミラン総理がバミューダ会談で要望した以上に、強力に主張をしなければなりません。岸総理にその覚悟があるのかどうか、はっきりお答えを願いたい。(拍手) 次は、日中国交回復について。岸総理は、日中貿易は盛んにしたいが、今、中共と政治的に接近する意思はなく、外交関係を結ぶ考えはない、台湾政府との協力関係で進む、対中共問題は国連の線に沿って行くと、しばしば述べられました。
岸総理は、イギリスのマクミラン総理がバミューダ会談で要望した以上に、強力に主張をしなければなりません。岸総理にその覚悟があるのかどうか、はっきりお答えを願いたい。(拍手) 次は、日中国交回復について。岸総理は、日中貿易は盛んにしたいが、今、中共と政治的に接近する意思はなく、外交関係を結ぶ考えはない、台湾政府との協力関係で進む、対中共問題は国連の線に沿って行くと、しばしば述べられました。
ほんとうに日本国民だけではない、人類の運命にあなたが思いをいたされるならば、ぜひ東南アジアにおいてはネールとこの問題について突つ込んだ話し合いをし、合意に到達してもらいたい、同時にあなたもアメリカへ行かれたならば、安保条約や行政協定改訂の問題もよかろう、領土の返還問題もいいだろうが、この問題についてあなたはアジアでアジアの指導者と語り、太平洋を越えたアメリカと――バミューダ会談を通じてみても、松下特使
○田中(稔)委員 もう時間もだいぶん迫りましたから、一、二問にいたしますが、バミューダ会談の結果、アメリカがチンコムの禁輸リストを大幅に緩和するのに同意して、その通告が政府にも最近行われたはずであります。その内容を通産大臣から公表していただきたいと思います。
しかし、これは一、二カ月前の問題で、どうもバミューダ会談後はそこのところが相当変ってきたのではないか。
まず第一点、大臣にお尋ねしたいのですが、中共貿易に対してアメリカがどういう態度、気持を持っておるかということ、特にバミューダ会談でマクミラン首相とアイゼンハワー、あるいは両国外務大臣の間で、この問題がどういうふうに扱われたか、その結果がどういうことになったと大臣の方では推測しておられるか。
○国務大臣(水田三喜男君) 私はまだバミューダ会談のそういう結果について、外務省方面から正式なお話をまだ現在のところ、一切開いておりません。
私はこの問題こそ、さらにたとえばバミューダ会談における共同コミュニケ等の新しい事実もとらえて、実験禁止についての日本の主張を折り返しさらに強くやっていくのが、これが順序でなければならない。
○千田正君 この際、総理に特にお尋ねしておきたい点があるのでありますが、バミューダ会談の結果、自由共産両陣営の冷戦に対して、自由国家群の新たなる強化が始まりつっあるということは私が申し上げるまでもありませんが、その一環として、NATOの強化という問題が一つの成果として上げられているように承知しております。